リモデリングは成人喘息患者でみられる所見で、長期間にわたる気道炎症の結果と考えられ、小児、特に低年齢児では認められないと考えられていました。しかし最近の研究では、既に2歳頃から気道のリモデリングが認められることが明らかになり、気道炎症とは独立した喘息の基本病態と考えられるようになりました。一方、吸入ステロイド薬(ICS)のリモデリングへの効果については、小児ではいまだ十分なエビデンスはありません。
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