まずは、食物アレルギーの正確な診断を受けて、本当に除去が必要な食品をしっかり把握しておくことが必要です。
また、災害時には、①アレルギー対応食品の不足、②炊き出し時におけるアレルゲンの誤食、③アナフィラキシー時の対応の遅れ、④食物アレルギーに対する周囲の理解の不足、が起こる可能性が考えられます。災害に備えて、数日以上保存可能な普段安全に食べている食品(1週間分、少なくとも3日分)・アレルギー対応食品が備蓄されている場所の地図と連絡先・誤食時の緊急薬(数回分)・食物アレルギーの情報(除去食品や緊急連絡先)が書かれたカードを準備しておくとよいでしょう。