発作時に指示された吸入薬を使用して楽になり、効果が長続きするようなら問題ありません。いったん楽になっても、1~2時間のうちにまた症状が再燃する場合には、再度吸入し、これで発作が軽快しない場合は、吸入では治まらない発作と考え、医療機関を受診してください。
平成21年3月より、アナフィラキシーで生命が危険な状態にある方があらかじめエピペンを処方されていた場合、救急救命士がエピペンを注射することが可能となりました。
調味料で症状が出る、同じ製造ラインで作られた食品で症状が出るといった重症例では安全な給食提供は困難なため、弁当対応になります。
食べ物(そば、ピーナッツ、小麦、牛乳など)、薬(鎮痛薬、抗生物質、造影剤など)、昆虫刺傷(ハチ、ムカデなど)、ラテックス、などアレルギーの原因となるもの。食物(小麦や果物)と運動によって誘発されるアナフィラキシーもある。
最近は気管支喘息と関連した副鼻腔炎が増加しています。また、アレルギー性鼻炎が原因の副鼻腔炎もあります。従って、アレルギーがあると副鼻腔炎になりやすいと言えます。
口腔アレルギー症候群は、食物摂取によってひきおこされ、唇や口の中にかゆみ、ヒリヒリ感、腫れがみられます。時にのどがしめつけられる感覚が生じたり、稀にアナフィラキシーをきたすこともあります。原因食物は果物・野菜が主です。花粉症を合併することが多く、これは果物・野菜の抗原と花粉抗原との間に共通抗原性が存在するためです。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状は共通してますが、風邪では発熱やのどの痛み、咳を伴うことが多いです。アレルギー性鼻炎では、目のかゆみや流涙といったアレルギー性結膜炎を伴うことが多いです。
日本では、小学生0.6%、中学生0.4%、高校生0.3%がアナフィラキシー既往を持つ(平成25年文部科学省)とされます。アメリカの調査では、年間10万人あたり50人ほどのアナフィラキシー発症の報告があります。
眼瞼炎及び角結膜炎、春季カタルによる眼のかゆみが出現します。こすったり叩いたりする刺激を慢性的に繰り返すことにより、白内障、網膜剥離などを起こすこともあります。
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