緊急性が高いアレルギー症状があれば、直ちにエピペンを注射し、救急車を要請します。緊急性が高い症状とは、繰り返す嘔吐、持続する強い腹痛、のどや胸が締め付けられる感じ、声のかすれ、犬が吠えるような咳、持続する強い咳込み、喘鳴、息がしにくい、唇や爪が青白い、脈が触れにくい・不規則、尿・便失禁などです。部分的な発疹、口の中のかゆみ、単発の咳、弱い腹痛といった程度にとどまる症状なら、抗ヒスタミン薬を飲んで、症状の悪化がないか少なくとも5分おきに観察します。それを上回る症状のときや、抗ヒスタミン薬を飲んで1時間たっても症状が改善しないもしくは悪化する場合は医療機関の受診が必要です。