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アレルギー性結膜炎とは?

アレルギー性結膜炎(概要)アレルギー性結膜疾患に分類されるもので、結膜に増殖性変化を伴わないものです。症状の発現が季節性のものを季節性アレルギー性結膜炎、季節あるいは気候の変化で増悪・寛解があるものの、症状の発現が通年性のものを通年性アレルギー性結膜炎と呼びます。

症状

掻痒感、異物感、結膜充血、結膜のむくみ(結膜浮腫)、めやに、流涙などです。
鼻炎や皮膚炎、呼吸器症状などを併発することもあります。

原因

Ⅰ型アレルギー反応が関与していると言われており、抗原(アレルゲン)とIgE抗体と肥満細胞と呼ばれる細胞が結合して、ケミカルメディエーターを放出し、症状が出ます。

季節性アレルギー性結膜炎の主なアレルゲンとしては、スギ、カモガヤ、ブタクサなどがあります。通年性アレルギー性結膜炎の主なアレルゲンとしては、ダニ、ハウスダスト、カビなどがあります。

対処法

  1. アレルゲン回避
    季節性の場合は花粉飛散状況を確認して、外出するときの眼鏡やマスクの装用が重要です。通年性の場合は、部屋の清掃や換気が重要となります。
  2. 薬物療法
    初期療法として、抗アレルギー薬の中のメディエーター遊離抑制薬を使用します。これは効果発現までに約2週間かかるため、花粉飛散開始予測日の2~4週間前から使用します。 
    初期療法にもかかわらず症状がひどくなった場合は、抗アレルギー薬の中のヒスタミンH1受容体拮抗薬を使用し、それでも改善しないときは、ステロイド点眼薬を使用します。
    点眼薬の種類はたくさんありますので、眼科医に相談して使用して頂くのが良いと思います。

 

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